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性売買廃止論について真面目に真面目に仲間たちと考えてみた 性売買廃止論(アボリショニズム)講義編

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2021年5月16日に森田成也「マルクス主義、フェミニズム、セックスワーク論」(慶應義塾大学出版)の出版記念オンラインシンポジウムが開催されました。

長年、マルクス経済学を研究し、世界の買春、性売買問題を研究、報告してくれて、日本における女性の人権問題に取り組んできた森田成也氏が「憲法24条と売春防止法ー戦後民主主義における女性解放の2本柱ー」をテーマに報告しました。

また従軍慰安婦問題について研究し、韓国の女性運動に詳しい古橋綾氏も参加して「日本軍『慰安婦』問題と商業的性搾取」をテーマに報告し、活発な議論になりました。

藤田孝典は「新型コロナ禍で広がる女性の貧困ーセックスワークとの対抗運動ー」をテーマに女性への性搾取、性売買が心身に大きな損害を与え、苦しむ人を増やしている資本主義社会の構造と改良すべき課題について話しました。

真面目で理論的で難解な話も多いですが、大学生、大学院生、研究者、福祉関係者など幅広く議論するたたき台にしていただけたら幸いです。
また本動画は「マルクス主義、フェミニズム、セックスワーク論」(慶應義塾大学出版)の著書に基づいて議論されています。そちらの著書も参照ください。

マルクス主義、フェミニズム、セックスワーク論  搾取と暴力に抗うために
森田 成也 著

いまよみがえる、マルクス主義×フェミニズム
「日常化した女性差別へ抗う理論を必要とする人たちへ。
日本における売買春廃止論(アボリショニズム)の決定版の書!」(藤田孝典)

▼広がった格差の中で女性への差別と暴力を構造的にとらえながら、ネオリベラリズムがもたらした女性搾取のための詭弁「セックスワーク論」を正面から批判し、資本主義と男性支配という現代の二つの支配的な社会システムの悪辣さを白日のもとにさらす。

「本書はきわめて論争的な内容となっている。マルクス主義もフェミニズムも無数の論争を通じて自己を鍛えていった。両者をテーマとする本書が論争的でないわけがない。本書の立場に対立する人々、とりわけセックスワーク論を信奉する人々にとっては、本書は唾棄すべきものでしかないだろう。(中略)多くの敵対的諸関係に引き裂かれたこの社会において、誰かの憎悪と攻撃を受けることなくして、論争的テーマで何か意味のあることを語ることはできない」(「序文」より)
https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766427349/