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都議会議員選挙、立憲勢力が議席をのばす しかし、課題も

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都議会議員選挙
立憲勢力が議席を伸ばす!しかし課題も

7月4日、都議会議員選挙が終わった。結果は、立憲勢力(立憲民主党、共産党、生活者ネット)が前回2017年都議選時より25議席(改選時は、27議席)から35議席に(議席を伸ばした(前回は、立憲民主党は民進党)。また、自公勢力(自民、公明、都民ファースト、維新)は前回都議選時の102議席から88議席へと大幅に議席を減らし、自民、公明による過半数議席獲得を許さなかった。

しかし課題もある。その一例が西多摩選挙区だ。西多摩選挙区では、宮﨑太朗候補(立憲民主党公認)が、市民連合(都政を変える!西多摩の会)と政策協定を結び、共産、社民、生活者ネットが宮﨑候補を応援するという形を作ることができた。これは、今までなかったことである。しかし、結果は以下のとおりであった。
宮﨑太朗(立憲民主)   15077
清水康子(都民ファースト)27748
田村利光(自民)     26507
私たちは、この結果を共闘運動の課題として真摯に受け止めなければないだろう。このような状況が、自民・公明・都民ファースト勢力に未だ3分の2以上の議席を許してしまっていることにつながっている。

その一つの要因として投票率の大幅な低下があげられる。今回の都議選の全体の投票率は、42.4%(前回は、51.28%)であった。西多摩選挙区では、さらに低く35.78%(前回は47.21%)だったのである。投票日の昼間、中野区では市民有志による「投票所はあっちプロジェクト」が取り組まれた。この企画、投票日が近づくにつれて都内各地に広まり、西多摩選挙区でも取り組まれた。今後このような企画をもっと広める必要がある。

西多摩選挙区で市民と野党の共闘選挙をたたかった東京25区市民連合連絡会共同代表の山下千尋さんは、「総選挙にはつなげていこうと思う。国政を変えるんだと。比例票もとっていく気持ちでやっていきたい」と語った。(湯本雅典)