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#宮本徹 議員の質問 衆院厚生労働委員会
「出自を知る権利」保障せよ #特別養子「#ベビーライフ」問題
日本共産党の宮本徹議員は5月28日の衆院厚生労働委員会で、特別養子縁組をあっせんしていた一般社団法人「ベビーライフ」が昨年突然廃業した問題を取り上げ、子の「出自を知る権利」の保障や情報開示など、国が責任を果たすよう求めました。
「ベビーライフ」は昨年7月、東京都にあっせん事業の許可申請の取り下げを申し出て事業を停止しました。それ以降、関係者と連絡が取れなくなり、生みの親や成長の記録などの行方がわからなくなっています。5月26日には、この団体を通して子どもを迎えた親たちが相談窓口の設置や引き継いだ情報開示を求める要望書を都に提出しています。
特別養子縁組で子となった人の自分の「出自を知る権利」の重要性についてただした宮本氏に対し、田村憲久厚生労働相は「出自を知る権利は非常に重要。養父母に対してしっかりと支援をしていく」と答弁しました。
宮本氏は、子の健康に関わる実親の健康情報が得られることが大事だとして「ベビーライフの情報を整理し、必要な情報が適切に当事者に開示されるよう都道府県にしっかり働きかける必要があるのではないか」と迫りました。田村厚労相は「東京都とも連携しながら協力して対応してまいりたい」と答弁しました。
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