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【原発メーカー訴訟の会】
私たち「原発メーカー訴訟」は原賠法が憲法前文、25条、13条、に違反するとして訴訟を起こし、第三審である最高裁に上告しましたが、最高裁は「この訴訟は憲法に拘わる事案ではない」とした決定書を発して棄却しました。
私たちは、この決定書は事実誤認があるとして、最高裁を被告とした「国家賠償請求訴訟」を起こしており、その第一審の判決期日が8月31日にあります（以下）。
今回の裁判で被告側は誤判断を認めたかの姿勢を見せておりますが、さらに「裁判官がした争訴で国賠法の損害賠償責任が肯定されるには、誤りだったとするだけでは足りず、裁判官がその権限に背いて判断したなどの「特別な事情」がある場合（これを「違法性限定説」と言う）に限られる、と主張しています。
これは裁判官を聖域化して守る考え方で、とても理解・納得できるものではありません。
私たちの訴訟だけでなく、多くの訴訟案件にも関係する、司法、最高裁の姿勢を問う裁判です。
どうぞ他の原発関連訴訟に拘わっておられます原告、弁護団の方々もこの判決期日を傍聴されますよう、期待します。
