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日本政府の間違った増税政策で、30年以上も不況が続いてきました。庶民に減税して経済回復!

巨視的な「日本再生」プラン~道路より教育医療が効果がある【兪炳匡のどん底ニッポンを立て直す!】⑥ 20211120

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データを分析する経済学者兪炳匡( 神奈川県立保健福祉大学イノベーション政策研究センター教授)の日本再生プランシリーズ最終回。ここまで、30年間賃金が下がり続け、病気になったり失業したら、すぐにでも最貧困に転落する貯蓄ゼロ世帯が3割超、国際競争力も企業ランキングも一直線に下降する日本の実情を確認し、「民営化」「外注化」をやめ、「非営利部門」に資金を流すことで地域の富を増やし、国内の富を大きくする政策の必要を語っていただきました。今回はちょっと難しい。国債利子率の低下が意味することはなにか。利子率が低いから大量のお金を国は抱え込んでいますが、国はそれを何に使うことで日本の富がおおきくなり、ここに住む人の暮らしが豊かになるのか。利子率の低下によって、今や短期に費用対効果が見える道路や橋の建設より、リターンに長時間かかる教育や医療に投資することで国の富を大きくする政策を選択できるようになっています。つまり、目先の短期の費用対効果を求め道路や橋にお金をかけるより、30年後のリターンと大化けを考えて教育・医療にお金をかける政策に転換する時期に来ています。国内の富を国内で循環させ拡大していく戦略を考えなければ、日本の再生は難しい。私たちがまともな職と給料を確保するため必要なのは、少しの知識と発想の転換です。
聞き手は、山岡淳一郎
【兪 炳匡さんのご経歴】
兪 炳匡(ゆう へいきょう)
医師、神奈川県立保健福祉大学 大学院ヘルスイノベーション研究科教授
1967年大阪府生まれ。93年北海道大学医学部卒業。93年~95年国立大阪病院で臨床研修。
97年ハーバード大学修士課程修了。(医療政策・管理学)。2002年ジョンズ・ホプキンス大学博士課程修了(PhD・医療経済学)。スタンフォード大学医療政策センター研究員、米国疾病管理予防センター(CDC)エコノミスト、カリフォルニア大学デービス校准教授などを経て2020年より現職。著書に『日本再生のための「プランB」 医療経済学による所得倍増計画』、『「改革」のための医療経済学』など。
収録は2021年11月20日


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