2020年4月12日（日）、東京都渋谷区で行なわれた『要請するなら補償しろ！デモ in 渋谷』の記録映像です。
新型コロナウイルス感染者急増に伴い、政府は4月7日に緊急事態宣言を発令しました。
政府は自粛を求める一方で休業補償を行わないと明言しています。
外出自粛を守り自宅勤務ができる人もいれば、外に出て働かなければならない人もいます。
そのような人は新型コロナウイルスの感染リスクだけでなく、生活破綻のリスクにもさらされています。
一刻も早く自粛要請と一体の補償を実施しなければ、多くの人が路頭に迷ってしまいます。
このような状況の中、個人への一律給付を求めるデモが都内で行われました。
渋谷ハチ公前を出発し、安倍首相邸・麻生副総理邸へ向け行進しました。
参加者はマスク着用の上、ソーシャルディスタンシングを考慮して各人2mほどの間隔をあけて歩いていました。
事前要請もあってか、車道に車が少なかったためか、警備の警察も無理に間隔を詰める圧縮規制はほとんど行なってきませんでした。
緊急事態宣言が発令されてはいますが、私権の制限は無いので、デモを行うことは違法ではありません。
命を守るための緊急事態宣言なのですから、この発令によって命と生活が脅かされることはあってはならないと思います。
自粛と補償はセットです。
このデモで叫ばれた、
「金出さないと外出るぞ！」
「金出さないとデモするぞ！」
「金出さないと電車に乗るぞ！」
「休ませたいなら金を出せ！」
「個人単位の現金給付！」
などのシュプレヒコールが趣旨をよく表していると思います。
必要に迫られて行われた緊急事態宣言下のデモです。
撮影・編集：秋山理央
機材：SONY HDR-PJ790V、TASCAM TM-2X、Hague Mini Motion-Cam
秋山理央
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