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20250607 UPLAN 多原良子「アイヌ女性の複合差別からの脱却を目指して」

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【たんぽぽ舎の浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座】
国会議員の差別発言と闘った多原良子さん(先住民族アイヌの声実現!実行委員会代表)の講演会を開催します。多原さんの両祖母はアイヌ。成人してから、自らの民族性を隠して生きることに疑問を抱くようになり、「アイヌ」としての自己を宣言。民族としての権利を回復する運動に取り組み始めました。
国際人権基準を活用し、差別やヘイトスピーチの根絶、そして差別する側を放置する社会そのものの変革に向け、日々活動を続けています。アイヌ民族文化財団の講師派遣補助金を受けての講演です。
多原良子さんプロフィール
アイヌ文化伝承者。北海道鵡川町出身。2002年11月に「アイヌ女性の複合差別問題フォーラム」を開催。2003年には、マイノリティ女性の実態調査の一環としてアイヌ女性に対するアンケート調査を初めて行った。札幌市アイヌ生活相談員を経て、札幌アイヌ協会の事務局次長や副会長を歴任し、現在は監査。一般社団法人メノコモシモシ代表。2016年、国会議員のSNS投稿について札幌地方法務局に人権侵害を申し立て「人権侵犯」認定を得た。
多原良子さんからのメッセージ
アイヌ民族は、強制的な侵略・同化政策によって土地や言語を奪われ、教育や経済、環境の格差が広がり、人権侵害の対象となった。
特にアイヌ女性は、男性主導の植民地化や開拓過程で性の対象として扱われ、民族蔑視と女性蔑視から社会的地位が極端に低下した。
幼少期から「アイヌ」として罵倒され、交際や結婚を断られることも多く、アイヌであることに罪悪感を抱きながら生涯を終えることもあった。
貧困と教育機会の不均等が続き、高等教育を受けられないまま、安定した職に就けず、肉体労働や賃金の低い仕事に従事することが多かった。
また、和人社会の男尊女卑の影響がアイヌ社会にも浸透し、社会的弱者として扱われることが、家庭内での暴力として表れることもあった。
アイヌ女性の悲痛な証言からも、差別と貧困の悪循環が明らかである。このような現実を変え、アイヌ女性が誇りを持って生きるために活動を続けている。
国会議員の差別発言と闘った多原良子さん(先住民族アイヌの声実現!実行委員会代表)の講演会を開催します。多原さんの両祖母はアイヌ。成人してから、自らの民族性を隠して生きることに疑問を抱くようになり、「アイヌ」としての自己を宣言。民族としての権利を回復する運動に取り組み始めました。
国際人権基準を活用し、差別やヘイトスピーチの根絶、そして差別する側を放置する社会そのものの変革に向け、日々活動を続けています。アイヌ民族文化財団の講師派遣補助金を受けての講演です。
多原良子さんプロフィール
アイヌ文化伝承者。北海道鵡川町出身。2002年11月に「アイヌ女性の複合差別問題フォーラム」を開催。2003年には、マイノリティ女性の実態調査の一環としてアイヌ女性に対するアンケート調査を初めて行った。札幌市アイヌ生活相談員を経て、札幌アイヌ協会の事務局次長や副会長を歴任し、現在は監査。一般社団法人メノコモシモシ代表。2016年、国会議員のSNS投稿について札幌地方法務局に人権侵害を申し立て「人権侵犯」認定を得た。
多原良子さんからのメッセージ
アイヌ民族は、強制的な侵略・同化政策によって土地や言語を奪われ、教育や経済、環境の格差が広がり、人権侵害の対象となった。
特にアイヌ女性は、男性主導の植民地化や開拓過程で性の対象として扱われ、民族蔑視と女性蔑視から社会的地位が極端に低下した。
幼少期から「アイヌ」として罵倒され、交際や結婚を断られることも多く、アイヌであることに罪悪感を抱きながら生涯を終えることもあった。
貧困と教育機会の不均等が続き、高等教育を受けられないまま、安定した職に就けず、肉体労働や賃金の低い仕事に従事することが多かった。
また、和人社会の男尊女卑の影響がアイヌ社会にも浸透し、社会的弱者として扱われることが、家庭内での暴力として表れることもあった。
アイヌ女性の悲痛な証言からも、差別と貧困の悪循環が明らかである。このような現実を変え、アイヌ女性が誇りを持って生きるために活動を続けている。