生年月日:1977年6月11日
私が政治にチャレンジをする理由は、
「子ども中心の社会」を作りたいから。
子どもは社会の未来です。
その子どもたちが守られていないのが、
現在の日本だと感じています。
子どもが安心して暮らせる、
子どもに思いやりのある社会にしたい。
そのためにも教育を変えたい。
私は、6年前から理不尽な校則の廃止活動をやっています。
教育の実態を知れば知るほど日本の抱える問題の縮図だと考えています。
私は3人の育ち盛りの子どもの母で、ピアノ講師の仕事をしています。
自分の子どもや、50名の子どもとレッスンする中で、
子どもたちに容赦なく押し付けられる理不尽な校則、
つまりは、ひどい校則や強制ルールに苦しんで、
声もあげられず行き場をなくしている姿を目の当たりにし、
かなりのショックを受けました。
例えば、
・宿題を忘れたら廊下の壁に名前を貼りだされ不登校になった中1の女の子
・給食時間は15分。最後の一人が食べ終わるまで全員教室から出られない。食べるのが遅い子はみんなにいじめられる。
・下級生は上級生の教室前の廊下を歩いてはいけないという学校公認のなぞのルール
・登下校の際、校舎に向かって一礼を強要される
こういった問題の根源を考えたときに、
余裕のない教育現場を作り出した政治に責任があると気づきました。
教育にお金を十分にかけるどころか、
削り続けてきたのが日本です。
教育への支出はOECD(先進国)34ヶ国中最下位(3年連続)。
教育にお金を出さない政府、
その皺寄せは、教育の現場に向かいます。
毎朝7時から夜10時まで働いても、
テストの採点や保護者への対応は業務に含まれない。
半数以上の教師が過労死ラインを超える残業をしているという現実。
先生一人当たりに対する生徒の数を減らし、
教員の過酷な労働を是正する環境を作らなければ、
理不尽な校則で生徒を縛る行為は是正されません。
教員が一人一人の子どもと向き合うため、積極財政(国債発行)により、
年間5兆円の教育予算を先進国レベルの10兆円に倍増させ、
教員の数を大幅に増加し、20人以下学級を実現します。
その上で、学校教育法を改正し、
全国一律で「理不尽な校則」を禁止します。
「東電原発事故から私は変わった」
11年前の3.11「東日本大震災・東電原発事故」から私は変わりました。
その日は3人目の子がお腹にいて臨月でした。
東京に住んでいた私は、自分の楽しみだけにしか興味がなく、
選挙にも気分でしか行かないような本当に愚かな母でした。
生きてて当たり前、国は困った時には助けてくれるだろうと思っていました。
東電原発事故で、政府は全く国民を守る気がないんだと気づきました。
その瞬間「子どもを是が非でも守りたい!一緒に生き抜きたい」
とてつもない危機感が込み上げてきました。
初めて「政治とは何?」「国家とは何?」と問うようになりました。
原発事故で生まれ故郷の福岡県に避難し、糸島市で暮らし始めて間もなく、
玄海原発再稼働という暴挙に出た国に怒りがおさまらず、
糸島市と佐賀県に再稼働差し止め要請書を仲間と提出しました。
その時、色々な人から言われました。
「再稼働なんかしたらいかんよ!でも何言われるか分からんけん何も言えんのよ!」
「オンナに何が出来る!ただの母親がでしゃばるな!」
今回ただの母親が、ただの街のピアノ講師が、
参院選に出馬すること自体、滑稽に思われる事でしょう。
でも考えてみてください。
政治家ってそんなに特別な仕事でしょうか?
市民感覚とかけ離れた方々が政治を動かして、
少しでもマシな世の中になったでしょうか。
政府の地震予測では「30年以内に8割の確率」で発生します。
南海トラフ地震が起これば、171兆円の被害額(東日本大震災の10倍)です。
ここに原発事故が重なったら、日本は壊滅します。
原発は即時禁止するしかありません。 毎年8000億円の原発関連予算を自然エネルギーの普及促進に振り向ければ、自然エネルギー100%は十分可能です。
国はそこに暮らす人々のために役に立つ事だけやればいいんです。
一年生のピアノの生徒さんに聞きました。
「日本では6歳のあなたが100円のお菓子買っても10円の消費税を取られるんだよ。みんなから集めたその消費税で何したらいいと思う?」
するとその子はこう答えるんです。
「私はお菓子買えるけど買えん子もおるけん、集めてその子に買ってあげたらいい」
子どもの心の中にこそ本当の政治があります。
私がれいわ新選組からのチャレンジを決めた理由は、
「愛のある当たり前の政治がしたいから」です。
本気で一番弱い立場の市民や、一番弱い子ども達の暮らしを
全力で支えたいんです。
みんなが笑って暮らせるような血の通った政治に変えるために、
政治へのチャレンジを決めました。
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・編集長 沢田弘樹