【沖縄問題を考える会】
緊急シンポジウム:「戦争ができる国」から「戦争をする国」へ
いま政府は、中国の脅威を理由に防衛のためとして、沖縄と九州を中心に、中国を標的とする自衛隊のミサイル基地の建設を強行し、中国への軍事態勢を急ピッチで構築しています。さる3月24日、防衛省は陸海空の3自衛隊を一元的に指揮する「統合作戦司令部」
を発足させました。これは米軍との調整の上で、有事の際には敵基地攻撃能力を持つ長距離射程ミサイルの運用も担うものです。「台湾有事」を想定した日米の共同作戦計画によれば、いったん有事が起きれば広大なエリアが「戦場化」し、中国による部隊拠点への攻撃で沖縄の離島・本島の住民が、更には九州全域の住民が戦争に巻き込まれ、犠牲となる恐れがあります。
今回は、日本の安全保障・文民統制、自衛隊の闇組織「別版」の実態分析など、日本の自衛隊の研究の第一人者の石井暁氏(共同通信編集委員)を講師としてお招きし、《「戦争ができる国」から「戦争をする国」へ:「台湾」有事に突き進む日米同盟 》という演
題で、御講演をいただきます。
今回の石井暁氏の講演は、現在、沖縄と九州で急ピッチで進んでいる《中国を狙ったミサイル部隊の設置》というあまりにも危険な日本の現状の本質を考えるうえで、大変に意義のある、又とても興味深い講演になると思います。
講師:石井暁さん(共同通信・編集委員)
日本の自衛隊研究の第一人者です。
プログラム:
・開会の挨拶藤田高景さん
・基調講演石井暁さん(共同通信・編集委員)
「戦争ができる国」から「戦争をする国」へ―「台湾」有事に突き進む日米同盟―
・質疑・応答
・閉会の挨拶一瀬敬一郎さん