探査報道に特化したtansaが独走するPFOA問題の最新情報。
ダイキンの工場でPFOAの粉末を扱っていた人たちに極めて高い確率で「間質性肺炎」の発症が確認されました。トンネル工事の労働者に多発した塵肺、石綿肺、超硬合金肺などと同種の疾患です。しかも、tansaが入手した内部文書で、何十年も前から会社がこの問題を予見し、リスクを認識していたことも明らかになりました。工場周辺の住民の血液検査の過程で問題が発覚し、今後大きな問題になる可能性があります。
「間質性肺炎」はがんではありませんが、tansaの地道な聴き取りの過程で、働いていた人の間で肺炎だけでなく肺がんなどがんで亡くなった方の話がいくつも出ています。健康被害を具体的に証拠づける情報と言えます。
PFOA、PFASともこの一年で多くの人が知る言葉となり、汚染も米軍基地や工場周辺だけではなく、農地の広がる地方都市や山間にもあること、地下水だけでなく水道水にも含まれることもわかってきました。健康被害の心配を多くの方がしていますが、政府もダイキンも「確認されていない」と主張してきました。それはほんとうなのか?その主張のほころびが見えてきました。
詳しくは、tansaのサイトから
公害「PFOA」 https://tansajp.org/investigativejournal_category/pfoa/
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