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伝承される織り文化 琉球かすりに触れる【鳩山友紀夫沖縄体験記】

沖縄に伝承されている織物 琉球絣(かすり)と花織を琉球絣事業協同組合さんの協力のもと、鳩山理事長が体験しました。(撮影:2025年1月24日)

 琉球絣(かすり)は、古くから琉球に伝来した絣の技術をベースに、独特の模様を織り上げ、現代にも受け継がれています。
  花織は、織り地に先染めされた糸で花のような幾何学模様の文様を織り込んでいるのが特徴です。素材は絹糸もしくは綿糸を用い、染める素材は琉球藍や福木(ふくぎ)、緋寒桜、センダン、すおうなどを用いて染められます。
複雑な模様を生み出す技術が生活の中で受け継がれており、素朴ながら立体感のある華やかな特色ある織物として沖縄各地で伝承され生産されています。

 絣、花織はどちらも大変手間のかかる織物で、琉球王朝時代から王府に納める高貴な貢納布として織られ、絣や花織を織る女性は非常に高い教養が培われました。

 戦争の影響を受け一時は後継者不足で衰退しましたが、近年復興し、若い職人たちのセンスによって現代に合った色遣いで織られています。
その歴史と技術が大切にされています。

琉球絣事業協同組合 公式HP
https://ryukyukasuri.com/