探査報道に特化したジャーナリスト集団tansaの渡辺周編集長、中川七海記者と伝えます。
「ないわけないだろ!国葬文書」裁判、ついに東京地裁の100人はいる大法廷での期日が始まりました。裁判長もなかなかなもので、国は苦戦が続きます。詰めかけた傍聴人は充実感でいっぱい・・・ですが、記者クラブからは聞きに来る人はいない。
次回の口頭弁論は10月9日(木)午前11時から東京地裁103号法廷です。お待ちしています。
いつの間にか、あの安倍元首相の襲撃から3年、この秋には山上被告の裁判が始まります。
アベ政治の残滓は社会に残り、今度の参院選でアベ的なものがあふれ出たように感じます。その安倍元首相の国葬は、吉田茂の時も佐藤栄作の時も国葬を巡り大議論があったのに、岸田首相がさっさと「閣議決定」で決めてしまいました。「閣議決定」で決めてよかったの?という疑問はもちろん沸き起こり、岸田元首相は内閣法制局とも十分検討してお墨付きを得ていると言い張りましたが、ほんとうか?tansaは、この「国葬を閣議決定でやってよい」と決めたはずの3日間の公文書の情報公開を請求しましたが、その結果は???「文書は存在せず」、不開示。ないわけないだろ、ですよね。。そこでtansaは審査請求を経て、不開示の取消しを求めて訴訟を提起しました。その後の展開はこれまでもお届けしてきたように興味深く思いがけない展開になっています。その中間報告をお届けします。
2025年7月10日 収録
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