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祝園(ほうその)にあつまる全国のたたかい 2025年10月18日~20日

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祝園(ほうその)にあつまる 全国のたたかい 2025年10月18日~20日

10月18日から20日まで、連続して自衛隊のミサイル配備、そのための弾薬庫建設、日米の合同訓示訓練に反対する行動が京都の祝園(ほうその)を中心に行われた。

18日は京都市内で「全国集会」、19日は京都の陸上自衛隊祝園弾薬庫のある分屯地のそばの「けいはんな記念公園」で「祝園Peace Piece フェス、祝園・全国リレートーク」が、そして3日目の20日は大阪市中央区の近畿中部防衛局に参加者の代表が要請書を提出した(主催:「私たちは二度と戦争をしたくない!平和でこそ文化は香り立つ!祝園全国集会」実行委員会)。 2日目の「祝園Peace Piece フェス、祝園・全国リレートーク」は、東京の総がかり行動実行委員会が毎月行っている「19行動」と電話によるエール交換も行われ、2700人(主催者発表)が集まった。

今政府は、高市政権が前倒ししてすすめる「防衛費2倍化」を背景に全国で急速に自衛隊駐屯地での弾薬庫建設またはその増設をすすめている。 現地である京都の陸上自衛隊祝園分屯地(京都府精華町、京田辺市)では14棟の弾薬庫増設が計画され、8月18日に増設工事が始まった。 このうち8棟が2027年度末の完成の予定で工事がすすめられ、2023年度から2025年度の防衛省予算に304億円が計上されている。 全国では2027年度までに約70棟の弾薬庫が整備されるとされており、祝園分屯地での数は最大規模となる。

祝園分屯地では、20日の朝も分屯地に入る「火薬」マークの大型コンテナトラックが監視行動を続けている「京都・祝園ミサイル弾薬庫問題を考える住民ネットワーク(ほうそのネット)」のメンバーによって確認されている。

京都にとどまらない闘いは、11月22日には大分、11月24日には熊本で現地集会が計画されている。 今回の集会実行委員長を担った呉羽(くれは)真弓さん(元京都府木津川市議)は、「これからは手探りでも普通に生活している人たちが声をあげられるよう、生活がおびやかされているんだよということを伝えていきたい」と語った。 (湯本雅典)