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【公益財団法人 日本自然保護協会】
辺野古・大浦湾の海には5,334種の生物が棲み、沖縄島最大の規模の海草藻場が広がり、豊かなサンゴ礁が広がっています。これらの生態系は本来であれば優先的に保護されるべきところです。 しばらく姿を消していたジュゴンの声らしき音が、今年2月から200回以上にわたり工事現場付近の2か所で記録されています。ジュゴンの声である可能性が高い、と専門家が述べるなか、ジュゴンの生息が確認されないまま工事が進められています。さらに今月第2週より工事を加速して進めるため、洋上で埋め立て用土砂を蓄積するための大型船「デッキバージ」が新たに導入されました。
現在実施されている環境保全措置でこの貴重な海を守れるのか、国際的な観点からジュゴン保護に関わってきた沖縄の吉川秀樹さんに沖縄からオンラインで参加していただき、防衛省と意見交換をする場を設けます。
吉川 秀樹 (ジュゴン保護キャンペーンセンター / Okinawa Environmental Justice Project)
阪上 武 (美ら海にもやんばるにも基地はいらない市民の会)
渡辺 竜生 (海の生き物を守る会)
大野 正人 (日本自然保護協会 保護部長)
若松 伸彦 (日本自然保護協会 保護部主任)
安部 真理子(日本自然保護協会 保護部主任)