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土地規制法案 わずか12時間の審議で強行採決

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土地規制法案、衆院委員会強行採決 わずか12時間の審議で

5月28日、午前11時すぎ。衆議院内閣委員会で「土地規制法案」が可決された。最後の質疑者は、立憲民主党の後藤祐一議員。注視区域、特別注視区域内の事業所に対する「報告聴取」の「命令勧告」の基準についての質問の最中であった。担当の小此木大臣は、「後日政令で定める」との答弁。木原誠二内閣委員長は、「大臣は答弁している」「質疑時間が来ました」として後藤議員の質問を制止し、採決作業に入った。

原案には、立憲民主党、日本共産党が反対した(付帯決議が、自民、公明、維新、国民の共同提案で可決)。12時間の討論時間の末の出来事である。

国会前では、この間座り込みを続けてきた一坪反戦地主会関東ブロックの皆さんが抗議の声をあげた。同日12時15分からは、安保廃棄中央実行委員会他8団体が抗議行動を行った。同法案は、6月1日衆議院本会議にかけられる。(湯本雅典)