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全然違うデルタとオミクロン 対応の根本的転換を【児玉龍彦×金子勝 新型コロナと闘う その先の世界へ】20211225

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児玉龍彦さん(東大先端研)と金子勝さん(立教大)にうかがう「新型コロナと闘う」シリーズ。オミクロン株の市中感染はあっという間に全国で確認されています。実は、デルタとオミクロンは、同じコロナでも全然違う。デルタ株も一つではなく、ロシアや東欧、米国では、日本で急減したデルタ株とは違うデルタ株がしつこく死者を増やしています。今、街には、特性も治療法も重症化率も全く異なる種類の「コロナ」が流行しています。新顔のオミクロン株は、空気感染で感染力は高まるが、抗体を回避するために起きた変異によって逆に肺の細胞にとりつく力は低下し、重症化率は下がるだろうと言われています。しかし、その特性のためにデルタには効く「抗体薬」の効果は薄く新薬の飲み薬は効いているようです。患者にとっては、コロナかな?どのコロナかな?を診察・検査によって確定し適切な治療をしてもらうことが、重症化防止にも感染の抑制にも必要です。そのためには日本のすべての医療資源を活用し、ふつうの病気と同じようにおかしいなと思ったらクリニックに行き、検査して必要なら入院し、重症化リスクが低ければ投薬治療で自宅で静養するという国民皆保険の下での医療の提供を工夫しなければとてもやっていけないでしょう。「敵」を正しくとらえることなく的確な防御はできません。日本だけではなく世界を見て、コロナウイルスのゲノム解析、遺伝子工学的な分析を含め科学的知見をもとに、必要な対策を講じなければ、患者の命を守れません。コロナの波に翻弄され続けて経済活動も再生できないことは明らかです。
今の政策は抜本的に変更することになりますが、それが国民・住民の命を守る科学的な思考に基づく対応策です。岸田さんに、その英断が求められています。
収録は、2021年12月25日