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5月31日、立憲民主党枝野代表の記者会見が行われた。
冒頭、サッカーワールドカップメンバーに渡辺周衆院議員のお嬢さんの配偶者がなったことを報告。
加計学園の渡辺事務局長が愛媛県を訪れて謝罪したことについて「安倍晋三首相と加計理事長が面会したという発言は嘘だった」という発言はうそではないかと指摘。
働かせ方改革法案が採決されたことについては、新たなデータの誤りが報告されているのに強行採決するのは近代国家ではないと厳しく批判した。
森友事件に関して、特捜部が不起訴としたことについて問われ、これは財務省の末端で起きた事件ではなく、本省理財局ぐるみで行われたと云えるもので、5年間の麻生財務相の責任は免れないとした。
また今後、参議院でも審議があり、検察の処分については検察審査会という次のステップに行く階段をのぼったということと認識していると話した。
他にも、現在行われている新潟県知事選のこと、働き方改革のこと、前日の５党１会派の参院選への連携についてなどが話された。
5党1会派に国民民主党が入ることについて、国会前の集会などで安保法制への対応や前原氏が加わっていることが話題になっており、答え難いことでしょうがと前置きし、端的に聞いた。
枝野代表は、基本的に他党のこととしながらも、現実的に現状を打開するには、個別の選挙区ごとに事情をつめて協力することになるだろうと答えた。つまり次期参議院選挙において、５党1会派で選挙を戦い、野党で過半数を取ることに視点が置かれていると受け止めた。
