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ブランシャール・マクロ経済学におけるIS-LM-PC体系の「超かんたん」入門
解説：長谷川羽衣子
作：朴勝俊
「ブランシャール マクロ経済学（上）[第2版]」（ブランシャール、2020）におけるIS-LM-PCモデルは、現実には金利は中央銀行が決めるという立場から、LM曲線が政策金利水準において水平になっているのが特徴です。これは金融政策の理解をとてもシンプルにしてくれるものです。他方、PCとは「フィリップス曲線」のことで、これは自然失業率と実際の失業率の差が、潜在GDPと実際のGDPとの差に比例すると考え、縦軸を物価上昇率とし、横軸を実質GDPとしたグラフに描いたものです。このブランシャール・マクロ経済学のIS-LM-PC体系を分かりやすく解説しました。主流派経済学も積極財政にシフトしつつあるのです。
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