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-- 英国空母「プリンス・オブ・ウェールズ」が東京湾に入港--
外国の空母が東京湾に寄港するのは史上初で、まさに歴史的瞬間。
日本とイギリスの安全保障協力は前例のないレベルに達したと言われています。
この寄港は英国がインド太平洋地域に本格的に関与する意思の表れです。
東京では国際フォーラムも開かれ、軍事・技術・産業のリーダーたちが集まりました。
国際情勢のなかで日本とイギリスの連携が一層深まることは、日本にとっても重要な意味を持つでしょう。
しかし忘れてはならないのは、イギリスという国が歩んできた外交の歴史。
第一次世界大戦期のバルフォア宣言に象徴されるように、アラブ人にもユダヤ人にも“二枚舌”で約束をした英国の外交が、今日のガザの惨状につながっているのは周知の事実です。
華やかな艦艇の寄港の裏にある歴史の影にも、私たちは目を向けなければなりません。
今の日本にとって大切なのは過去の英国ではなく、自由と民主主義を共有する現在の英国と、どのように未来のために連携していくか。
同じ陣営に立つパートナーとして、米国とともに英国とも強固に手を結ぶことが、新時代の保守に求められる姿勢だと思います。
東京湾にそびえる巨大空母を見上げながら、国際政治の表と裏、そして過去と現在が複雑に絡み合う現実を改めて実感しました。
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