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20240610 UPLAN 金平茂紀「原発事故はメディアの報道をどう変えたのか」

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【原子力市民委員会(CCNE)】
今年元旦に発生した能登半島地震では、北陸電力の志賀原発が数々のトラブルに見舞われましたが、電力会社の説明は二転三転し、実状はなかなか明らかにされず、報道機関が原発敷地内に取材することが許されたのは、被災から2か月以上も経ってからでした。
しかしながら、このことが大きく問題視される様子はなく、多くのメディアは、政府・電力会社が地震直後にリリースした「安全性に問題はない」という発表をそのまま報じ、検証不十分なまま、原発で実際に何が起きているのかを市民が知ることは困難な状況です。
そして今年は約3年に一度の「エネルギー基本計画」の改定の年ですが、経済産業省の審議会では、まるで能登半島地震も、福島原発事故もなかったかのように、原発を「最大限に活用」する政策に逆戻りする議論が進められています。
一方、メディアからは13年前の原発事故後にみられたような、原発の安全性や電力事業者の資質を厳しく問う報道姿勢が失われてきてはいないでしょうか。
今、原発報道の現場やメディアの内部で何が起きているのか、長年原発問題を見つめ、原発事故後には被災地の現場に繰り返し足を運ばれてきたジャーナリストの金平茂紀さんからお話をお聞きし、政策決定において、政府方針に批判的な見解を示す専門家が排除されず、主権者である市民が公正に参加できるようなプロセスの実現に向けて、ともに考えたいと思います。
プログラム:
挨拶・趣旨説明
1.講演:「ジャーナリズムと原発報道」
金平茂紀さん(ジャーナリスト、TBS「報道特集」特任キャスター)
2.問題提起:
・「政府のエネルギー政策の審議の問題」
松久保肇さん(原子力資料情報室事務局長、CCNE委員)
・「エネルギー政策決定プロセスに対する市民の提案」
吉田明子さん(国際環境NGO FoE Japan 理事、CCNE委員)
3.全体ディスカッション
4.原子力市民委員会からの報告
・能登半島地震を受けての声明
・福島第一原発「廃炉」の問題に関する提言
・オンライントークなどの活動紹介